2013.08.29
カテゴリ:book
青山繁晴 反逆の名医と「日本の歯」を問う
数年前から
歯のメンテナンスに通うようになり、疑問に思っていたことがありました。
三ヶ月に一度「歯石を取りに行くのに、虫歯は出来ること」です。
歯科医の指導を受け、現在は歯ブラシを2種類、(普通のものと部分磨き用)フロスを使い面倒くさがりの性格にしては真面目に手入れをしているのです…が
歯石を取りに行くと必ずと言って良いほど歯肉の後退か、虫歯が見つかります。
ですので先生に「一ヶ月に一度の歯石取り」をお願いしたことがあります。決まりがあり不可能だと言われ諦めたのですが…。
何だか納得が出来ないまま、ふと手に取ったのがこちらの本です。
青山さんと歯科の河田先生の対談による形式だったのですが、歯が悪くなる原因に常在菌などもありますが、一番は歯石によるものだということでした。「やっぱり!」という感じです。河田先生によると一ヶ月に一度の歯石取りで80歳で27本の健康な歯が残せるという事でした。
歯医者さんは沢山あるのに、サービスを提供できないなんて何かおかしいと憤慨してしまいます。
ただ、三ヶ月に一度でも しないよりはした方が絶対良いです。歯槽膿漏になり、歯を失うと物が美味しく食べられないどころか、認知症になりやすくなったり、口腔内の菌が血液中に入り、循環することで脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなるそうです。
国民の健康のために 歯科医院の制度改善を望むばかりです。